映画「昆虫探偵ヨシダヨシミ」

昆虫がメインとなる漫画・アニメまとめ

昆虫は六本の脚が生えた節足動物という定義があります。(細かく言うと全ての六脚類ではないそうですが…)
探偵の定義は、調査業が守るために作られた探偵業法で定められています。

ですが、「虫」の定義って曖昧です。
古代は「蟲」と書き、人間を含めるすべての生きとし生きるもののことを呼んだそうで、いまも昆虫以外の芋虫や蛇やナメクジのようなものも「ムシ」、あるいは「チュウ」と呼称します。

そんな「虫」は、日本では、万葉集(奈良時代)にも登場するほど愛されている存在です。
枕草子でも、鈴虫、ヒグラシ、蝶などは好い虫として挙げられています。

身近なのに、不思議なパワーをもち、愛される「虫」は、当然のように日本の文化である漫画やアニメーションでも題材となっています。
そういえば、長年愛されている特撮番組「仮面ライダー」もバッタの能力を備えられた改造人間として生まれています。

というわけで、昆虫がメインに登場する、漫画・アニメをまとめてみました。
昆虫アニメワールドへいざないます。


昆虫がメインの漫画/アニメ



『テラフォーマーズ』


2013年の『このマンガがすごい!』オトコ編で1位を獲得した、原作:貴家悠、作画:橘賢一による、大人気マンガ。
2014年にアニメ化、2016年には実写映画化もされています。
未来の世界。テラフォーミングのため火星に放たれ独自の異常進化を遂げたゴキブリたちと、それを駆除すべく特殊な肉体改造(主に虫パワーを)を行った人間たちとの、生存を懸けた死闘が繰り広げられます。

作品情報:https://youngjump.jp/terraformars/

『ミクロイドS』


漫画の神様、手塚治虫原作のアニメ及び漫画作品。
1973年に、アニメ版と漫画版が同時企画で展開されました。
過剰に発達した科学の影響により、異常な進化を遂げたアリ「ギドロン」と、ギドロン率いる改造昆虫たち。
人類に襲いかかる彼らに、ミクロ化した3人のヒーロー「ミクロイド」が立ち向かいます。

作品情報:https://tezukaosamu.net/jp/anime/41.html



『ムシウタ』


2007年に放送されたアニメ作品。原作は岩井恭平によるライトノベルです。
舞台は近未来の日本。
人に寄生しその人の持つ「夢」を喰う代わりに、寄生主に超常的な力を与える存在、「虫」。
虫に寄生された人間は「虫憑き」と呼ばれ、恐れと差別の対象になっていました。
そんな彼らがそれぞれの立場で闘う姿を描いた、群像バトル劇です。

作品情報:https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=10339


『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』


TCAGから始まり大人気を博したゲーム「ムシキング」シリーズを原作とする、アニメ作品。
森の異変により変わり果てた姿になってしまった母を救うべく旅に出た、森の民の少年ポポ。
ポポが謎の巨大昆虫に襲われているところを救ったのは、一匹のカブトムシ。
生と死、家族の愛、自然との共存をテーマにした壮大なファンタジー作品です。

作品情報:https://www.tms-e.co.jp/alltitles/2000s/941101.html


『昆虫物語 みなしごハッチ』


1970年に放送が開始された、タツノコプロ製作のアニメ作品。
スズメバチの襲来により、生まれる前に母親と生き別れてしまった主人公ハッチの、母親を探す苦難の旅を描きます。
多くの世代から愛されるこの作品、1974年に続編の『昆虫物語 新みなしごハッチ』、1989年にはリメイク版が製作・放送されています。

作品情報:https://tatsunoko.co.jp/works/the-adventures-of-hutchthe-honeybee


『風の谷のナウシカ』

番外、昆虫に似ている「蟲 (むし) 」がでてくるアニメーション映画です。
『風の谷のナウシカ』は、日本が誇るアニメクリエイター・宮崎駿による漫画及び劇場版アニメ作品。
人類の高度な文明を崩壊に導いた大戦「火の7日間」から1000年後の汚染された大地を舞台に、主人公ナウシカと人間たち、そして蟲 たちとの命のやり取りが繰り広げられます。
2019年には歌舞伎化もされるなど、公開から年月を重ねた今も尚愛され続ける名作です。

作品情報:https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/




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